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2021年02月14日

長く高い壁 浅田次郎著 角川書店

 久しぶりの浅田次郎作品を図書館で見出し、すかさず借りた。2018年初版出版とあるから、さほど新しくはないが、在庫のうちでは新しい方だ。
 浅田作品にしては、推理小説風で、新境地だ。題名にあるように万里の長城が舞台で、日中戦争の満州もので浅田の得意分野だ。ただミステリー作品であるとことが珍しい。万里の長城の守備隊が10人まとめて殺され、犯人捜しを探偵小説家である従軍作家に求められる。
 犯人はわかったが、従軍記事は見事に真実を隠ぺいしたものになった。作家の気持ちに共感できる。


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Posted by 北のフクロウ at 20:27│Comments(0)読書
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