さぽろぐ

読書・コミック  |札幌市北区

ログインヘルプ


2014年10月22日

世界一美しいボルドーの秘密

 東京で時間が余ったので、映画を観た。「世界一美しいボルドーの秘密」。ボルドーは世界一のワインの産出地。気候と、土地と、水があいまって世界一のワインの産出地として知られている。観光映画化と思ったら、じつはワイン産業が中国の金持ちのコレクションの対象になり、バブルを迎えた。ワインに味をしめた中国がワイン産業に参入し、品評会でグランプリを得るまでに成長している。これはボルドーにとって脅威であるが、ボルドーはボルドーといささかも怖れる気配がない。ただ中国ビジネスウーマンが言っていたが、いいものを模倣するのは中国人は悪いこととは思っていない。模倣品が出てこそ、本物である、という。確かに中国が欧米並みのワイン消費地となった場合、いまの生産量では間に合わなくなることは必定である。
 日本も中国をターゲットにしたワイン生産を目指すのがよいかもしれない。  


Posted by 北のフクロウ at 09:20Comments(0)映画

2013年07月12日

アンコール

合唱、夫婦愛、親子の葛藤、病気といった泣かせるテーマの作品で、知らず知らずに泣けてくる映画。ハリウッドのハラハラドキドキのドラマチックな作品もいいが、それと対極にあるこんな映画もたまにはいい。
老人ばかりの混声合唱団が若い女性の指揮者のもとでロックでポップな合唱を聴かせるのも、聴かせどころ、見せどころである。頑固な年寄りが死んだ妻の願いで切々と思いを歌うところが圧巻である。  


Posted by 北のフクロウ at 11:51Comments(0)映画

2013年06月06日

オブリビオン

トム・クルーズ主演のSF映画。筋立てが複雑で、良く分からないところがある。主人公ジャックは異星人との戦いで荒廃した地球の監視人として、同僚の女性と二人でスカイタワーに住んでいる。そこに宇宙船が着陸するがそこに残されたカプセルにジャックの妻ジュリアがいた。そこに謎の地球人ビーチが現れ、話がややこやしくなる。どうもジャックのクローンがいるらしく、どちらが本人で、どちらがクローンかが分からなくなる。最後は地球人がジャックとビーチの働きで異星人を打ち破り、めでたし、めでたしとなるらしい。クローンのジャックとジュリアと、ジュリアの娘とが幸せに暮らすことが暗示される。砂漠とヴィクトリア滝を彷彿とさせる強国と、その奥にあるオアシスと、映像が素晴らしい。観たのは2Dであるが、3Dならばもっと映像は素晴らしいことだろう。  


Posted by 北のフクロウ at 09:00Comments(0)映画

2013年04月21日

リンカーン

アカデミー賞で12部門でノミネートされ、ディールイスが史上初の3度目の主演男優賞を受賞した作品ということで、注目を集めている作品である。正直言ってあまり面白くなかった。リンカーンというと子供時代に奴隷制度を廃止した大統領であって、それがために暗殺されたアメリカ大統領ということで、大変立派な人というイメージを植えつけられたいた。この映画では憲法修正第13条の賛否を巡ってのアメリカ議会下院議員に対する駆け引きが中心となっていて、アメリカ民主主義の内幕が描かれていて、アメリカ人にとっては非常に関心のあることであろうが、外国人にとってはその程度の民主主義かという失望の感は否めない。リンカーンは共和党初代の大統領であって、当時としてはリベラルの主張であったと思われる。いつの間にかリベラルは民主党で、保守は共和党というようになっているが、どこで入れ替わったのであろうか。
南北戦争での勝利がかならずしも奴隷解放にならなかったという点は歴史のあやであろう。当時は共和党の賛成のみでは3分の2の憲法改正に不足し、民主党の議員の賛成を得るためにいろいろな駆け引きがあったことが分かる。これは今もアメリカ議会の伝統であって、党の党議拘束にとらわれず、賛否を言えるのはアメリカ議会の進んでいる点であって、日本の議会も見習ったらよい。本来100%党の主張に賛成する議員などあるわけがないので、ある程度の自由度を認めた方が国会審議が面白くなるであろう。たとえばTPPなどまじめに審議を図ったならば、国論はどちらにかたよるかは分からない。それと同じことが奴隷制の賛否にはあったということであろう。もともとリンカーンは奴隷制度の全面的な廃止論者ではなかったということである。アメリカインデアンの自由化には反対論者であったという。したたかな政治家の側面が見られる。個人的にはディールイスのリンカーンは好きではない。声がリンカーンらしくない。(といってもリンカーンの声を聞いたわけではないが・・・・。)スピルバーグがリンカーンを描きたかった意図は良く分からないが、アメリカ人にとってリンカーンは特別な思いがあるのであろう。銃規制の法案が議会で通らなかったが、存外アメリカの民主主義は遅れているのかもしれない。  


Posted by 北のフクロウ at 21:47Comments(0)映画

2013年04月06日

クラウド・アトラス

一回見ては良く分からない映画である。分かりづらい理由は明らかで、時空を超えた6つの話が同時並行的に出てくる。しかも同一俳優が役柄を変えて出てくる。何となくつながっているようなモヤモヤした中で、話が進行していく。6つのオムニバスドラマとして描く方が分かりやすいと思うのだが、そうしなかった。トム・ハンクスが中心だが必ずしも全部の主人公ではない。DNAでつながっているということはそうであろうが、それだけで人類はつながるのだろうか。クローン人間が出て来るが、人類の未来としてはさみしいものだ。最後は別な星に住まざるを得ない人類の未来はさみしいものだ。  


Posted by 北のフクロウ at 08:48Comments(0)映画

2013年01月08日

お正月の映画

 お正月に映画を見るというのは子供のころからの楽しみであった。今年はお正月映画の目玉に乏しい。
1 ホビット
 ロード・オブ・ザ・リングの同一監督ピーター・ジャクソンが、同じような出演者を用い、同じような手法で新たな3部作を作るという。その1作目がホビットである。副題を「思いがけない冒険」といい、13人のドワーフと魔法使いのガンダルフにさそわれたホビットのビルボ・バギンズの冒険物語。粗筋は単純だが、3Dの画面は面白く、山の場面の美しさは眼をみはるものがある。これも一度見だしたら、最後まで見なければおさまらないであろう。
2 リンカーン弁護士
 蠍座というマイナーな作品ばかり上映する映画館がある。ここで家内と2本連続で映画を観た。1作目がこれ。チョイ悪の弁護士が、これも悪の犯人の弁護を頼まれたが、弁護士であるためにその悪を告発できない。そこで一計を講じて法廷の場面で悪をさばく。筋は話せないが、なかなかのものだ。
3 崖っぷちの男
 2作目がこれ。無実の男が脱獄して、自分の潔白を証明する。その手段は・・・・。ということでこれも筋を話せないが、B級映画なりに面白く見せている。

正月は映画を見るに限る。  


Posted by 北のフクロウ at 16:22映画

2012年12月09日

007スカイフォール

007シリーズの23作目。ボンドシリーズも50年の歴史を迎えたという。今回は冒頭のイスタンブールの追跡シーンを除いては地味な作りで、それが作品に深みを与えて非常に人気が高いという。確かにスコットランドのボンドの故郷は荒涼としていてさみしい風景だ。春先はヒースの花が咲いてさぞ美しい光景になるだろうと思われるが、そんな気配はない。その中でMが最期を迎える。そろそろ歳なので引退ということが?そういえばQも後退した。ボンドもダニエル・クレイグで何代目か。どんな007も面白い。だから映画はやめられない。  


Posted by 北のフクロウ at 10:31Comments(0)映画

2012年04月17日

アーティスト

 今年のアカデミー賞受賞作である。モノクロのサイレント映画で、しかもサイレント時代のメロドラマ的な筋書きで、これがなんでアカデミー賞なのかと思うような作品である。たまたま駅前で用事が早く終わり、暇つぶしに開始時間のあった映画がこれであった。CG全盛の時代に逆に映画初期のサイレント映画で、サイレント時代のスターがトーキー時代になって落ちぶれていく顛末と、ヒロインの純愛に支えられてカンバックするという他愛もない筋である。救いは登場する犬の名演技か。「戦火の馬」の馬といい、今年のアカデミー賞主演男優賞(女優賞?)は犬か馬が受賞すべきではないか。  


Posted by 北のフクロウ at 20:24Comments(0)映画

2012年03月17日

ヒューゴの不思議な発明

今年のアカデミー賞で撮影賞、美術賞など5部門を受賞した。ブライアン・セルズニックの冒険小説「ユゴーの不思議な発明」をスコッセン監督が映画化した。メリエスの映画初期のありさまを物語化したものだという。1930年代のパリの駅の様子が描かれている。その駅の時計台に住む少年が主人公。物語は他愛ないが、フランス映画のようなエスプリが感じられる映画となっている。  


Posted by 北のフクロウ at 10:59Comments(0)映画

2012年03月03日

戦火の馬

家内が道新の試写会のチケットを抽選で当てたので、道新ホールで観た。鳥越信太郎さんの解説付きで満員の盛況であった。アカデミー賞候補とあるが、一つも取れなかったのは残念。でも候補に挙るほどの作品である。主人公が馬ということで、馬が主演男優賞になれば面白かったのに・・・・。第1次世界大戦下の馬の数奇な運命を描いた。スピルバーグの意図は明白であり、戦争の愚かさを馬を通じて描いている。こどもにも安心して見せることができる映画である。  


Posted by 北のフクロウ at 16:48Comments(0)映画

2012年03月03日

ドラゴン・タトゥの女

世界的なスエーデンのベストセラーミステリーの映画化作品。誰がハリエットを殺したかを探るうちにヴァンゲル家の秘密に触れる。ジェームズ・ボンド役のダニエル・グレイグとソーシャル・ネットワークのルーニ・マーラがドラゴンタトゥの女、リズペットを演じる。女性上位の映画で、リズペットが活躍する。3部作なので続編が出るであろう。楽しみである。原作は文庫本6冊もので出ているので、こちらを読むかどうか、迷っている。原作と比べるのも楽しいかもしれない。  


Posted by 北のフクロウ at 16:38Comments(0)映画

2004年10月03日

トスカーナの休日

癒しとトスカーナとダイアンレインを見る映画。
アメリカ的な生活に疲れたらイタリアの田舎はいいと思う。日本の田舎も良いが。
スローフードの原点はトスカーナにあるが、本家だけのことがある。  続きを読む


Posted by 北のフクロウ at 16:41Comments(0)映画

2004年09月25日

アイ・ロボット

ウオル・スミスのまじめなロボット時代のSF映画。
アシモフに啓発された映画とある。
ロボットの3原則
? ロボットは人間に危害を加えてはならない。
?ロボットは人間から与えられた命令に服従しなければならない。
?ロボットは?、?に反する恐れのない限り、自己を
守らなければならない。
この原則に反してロボットが自分の意思で動き出したとき、世界はどうなるか。後は映画を見てのお楽しみ。  


Posted by 北のフクロウ at 20:43Comments(0)映画

2004年08月22日

華氏911

待望の華氏911を観た。
ブッシュがいかに無能か。
イラク戦争がいかに大義のない戦争かを
余すところなく描いている。
はたしてこれはマイケルムーアの偏見であろうか。
小泉総理に絶対観て欲しい映画だ。  続きを読む


Posted by 北のフクロウ at 13:31Comments(0)映画

2004年08月08日

リディック

c_1024x768サイズ.jpg

ラジオでオスギがキングアーサーをけなし、リディックを
ほめていたので、どんなものかと観た。
ハリウッド映画の、金をかけこれでもかこれでもかという
SF映画だ。仕掛けが大げさな割りに内容はない。
悪人キャラクターを売り出そうという魂胆が見え見えで、
パート2ができるのではないか。  


Posted by 北のフクロウ at 18:23Comments(0)映画

2004年07月27日

キング・アーサー

wall2_1024サイズ変更2.jpg














地味な感じのアーサー王伝説でした。
読書で記したサトクリフのアーサー王に状況は似た設定です。違いは王妃グイネヴィアが土着民の娘という設定で、活躍すること。騎士ランスロットとの不倫がないこと、でしょうか。  続きを読む


Posted by 北のフクロウ at 19:04Comments(0)映画

2004年07月19日

ウォルター少年と、夏の休日

老優二人の個性が光る映画です。
原題が「Secondhand Lions」
(中古のライオン達)
二人のライオンが格好良い。
本物のライオンが出てくるのもご愛嬌です。  続きを読む


Posted by 北のフクロウ at 16:55Comments(0)映画

2004年07月17日

花咲ける騎士道

50年前ジェラールフイリップが主演して、話題となった
同名の映画のリメイク版です。
主人公のフアンフアンをヴアンサン・ベレーズが演じています。
子供のときに、新聞の広告で胸ときめかした経験が
ありましたが、子供目家の映画でないということで、
見せてもらえなかったという記憶があります。
当時映画を見るということは、不良のすることで、
中学生までは父兄同伴でなければ、見てはいけないという時代でした。
相手役はペネロペ・クルスでした。  続きを読む


Posted by 北のフクロウ at 19:47Comments(0)映画

2004年07月11日

スパイダーマン2

img_3.jpg

往々にしてパート2はつまらないものが多いが、
このスパイダーマンは前作並みには出来上が
っているようだ。といっても素晴らしい映画とい
うわけではない。
前作並みに子供だましの映画だ。  続きを読む


Posted by 北のフクロウ at 20:07Comments(0)映画

2004年07月04日

ワイルド・レンジ最後の銃撃

久々に西部劇を見ました。
監督、出演はケヴィン コスナーでも主演はロバート デュバル。   続きを読む


Posted by 北のフクロウ at 19:24Comments(0)映画