さぽろぐ

読書・コミック  |札幌市北区

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2021年06月27日

死の教訓 ジェフリー・ディーヴァー著 講談社文庫

 ディーヴァーの初期の作品。1993年作品。女子大生が殺され、田舎の大学町に恐怖が走る。保安官事務所捜査主任家族が事件に巻き込まれ、家族間にひびが入る。ディーヴァーならではの猟奇的な犯人像と、周囲の人間関係が複雑で、最後まで犯人が明らかにならない。犯人と思われる人間がいるが最後にはどんでん返しになるのはいつもの通り。  


Posted by 北のフクロウ at 09:04Comments(0)読書

2021年06月22日

死角-オーバールック― マイクル・コナリー著

 ハリー・ボッシュシリーズの13作目。殺人捜査班に組み入れられての初仕事。テロリストが関与していると思わせて、意外な犯人がいる。
 FBIの妨害を受けながら、独自の捜査をするところは、ボッシュの面目躍如。
 レイチェルも顔を出し、共同戦線を張る。ここでも意外な犯人がいて、最後まで目が離せない。  


Posted by 北のフクロウ at 15:21Comments(0)読書

2021年06月22日

スチールキス ジェフリー・ディーヴァー著 文春文庫

 リンカーン・ライムシリーズの12作目。
 スマートコントローラーは便利であるが、悪意で使われると大変なこととなる。そういう作品。
 エスカレーターが暴走し、温水器で熱湯を浴びせる、・・・・・・、現代はスマートコントローラーによって支配されているといってよい。
 いくつかのストーリーが平行して進み最後にどんでん返しで終わるのも、ディーヴァーらしい。  


Posted by 北のフクロウ at 15:13Comments(0)読書

2021年06月22日

死の開幕 ジェフリー・ディーヴァー著 講談社文庫

 著者はリンカーン・ライムという車椅子捜査官シリーズで有名であるが、「死の開幕」はリンカーンシリーズで有名になる前の作品。
 ルーンという女主人公のシリーズ物の第2作目に当たるという。ドキュメンタリー制作会社の雑用をしているが、ポルノ劇場の爆破事件に遭遇し、ポルノ女優のドキュメント映画を作ろうと考え、業界に出入りする。接触したポルノ女優が何者かに爆殺されてしまう。自身も何者かに襲われる。
 犯人を見つけたと思ったら実は真犯人は別にいた、といったディーヴァーらしいどんでん返しの連続で、最後にはアッと驚く展開が待ち構えている。抱くは物処理専門の刑事とのロマンスもあり、面白い小説だ。  


Posted by 北のフクロウ at 11:56Comments(0)読書