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2012年07月14日

東京の美術展

東京の高校の同期会に出席する機会を利用して、東京で開かれていた4つの美術展をハシゴした。エルミタージュを除いてフェルメールに関連する美術展で、フエルメールの本物を3作、複製画で全作品37作を観ることができた。
エルミタージュ美術館展 国立新美術館
エルミタージュには300万点の美術品が収蔵されているというが、ここでは100点あまりが展示されていた。16世紀から20世紀までのテツィアーノ、ルーベンス、レンブラント、ドラクロア、モネ、セザンヌ、マチス、ピカソの作品が並んでいた。
ベルリン国立美術館展 国立西洋美術館
ここでもポッチチェリ、ミケランジェロ、クラーナハ、レンブラントなど傑作が並んでいた。フエルメールの「真珠の首飾りの少女」がさりげなく並べられていた。
マウリッツハイス美術館展 東京都美術館
ここではフエルメールの「真珠の耳飾りの少女」(青いターバンの少女)が目玉作品。ダ・ビンチのモナリザが日本に来たときのようにその作品を観るために長い行列が出来ていた。朝一番に並んだためさほど待たずに見ることができたが、出るときには待ち時間40分の表示が出ていた。それにしても「真珠の耳飾りの少女」に日本で会えるとは思わなかった。マウリッツハイス美術館が改装のために休館になったことを機会に日本に出展されることになったという。改装休館が終わった東京都美術館で開催されるのも何かの縁であろう。フエルメールの作品では「ディアナトニンフたち」という彼の初期の作品も展示されていた。
フエルメールの光の王国展 フエルメールセンター銀座
デジタルマスタリングという技術によって複製したフエルメールの全作品を観ることができる貴重な機会を得た。これを観ると世界中に散らばっているフェルメールを追いかけなくとも済む。生物学者の福岡伸一が監修した複製画はいかにもデジタル化作品であるが、写真を撮ることができるので、好きな人にはたまらない展覧会である。8月26日までの期間限定であるというのはおしい。
東京の美術展

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Posted by 北のフクロウ at 09:10│Comments(0)美術
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