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2024年03月13日

さよなら、シリアルキラー バリー・ライガー著 創元推理文庫

 シリアルキラーは連続殺人犯。父親が21年間で100人以上の殺人を犯して刑務所にいる。その息子が主人公で、17歳の高校生。だからというわけではないが青春小説と謳っている。殺人者の息子で父親から特殊教育を受けているから、殺人者の心理が分かる。
 ロボズ・ノdッドという田舎町で連続殺人事件が起き、犯人は父親の連続殺人犯の事件をなぞっている。それに気づいた主人公は犯人逮捕に協力するが、殺人者に捕まってしまう。
 21年間に100人以上殺人を犯して、まだ刑務所にいるというアメリカの州はどこなのだろうか?日本ならとっくに死刑になっていることだろう。ましてや脱獄して新たな殺人を犯している。
 凄惨な殺人事件で、青春小説とは思えない。  


Posted by 北のフクロウ at 11:27Comments(0)読書