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2020年11月25日

鷹の王 C.J.ボックス著 講談社文庫

 シリーズ12作目に至って副主人公役の鷹匠ネイト・ロマノウスキーが主人公となってネイトがいかに隠棲生活を行うようになったかが明らかにされる。9.11が大きく影響している。ネイトの敵は鷹匠の師匠役の上官であった。鷹は中東の王侯の貢物として飼われ、それが上官の資金源となっていた。そこで見たのはオサマ・ビン・ラデンと上官の関係であった。9.11で真実を知ったネイトは真実を社会に明らかにする代わりに、隠棲生活を取った。しかし暴露されることを恐れる上官は執拗にネイルを追いかける。その暗闘がこの小説となっている。


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Posted by 北のフクロウ at 14:14│Comments(0)読書
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