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2020年11月09日

狼の領域 C.J.ボックス著 講談社文庫

 ワイオミング州猟区管理官シリーズの9作目になるのだろうか。
 不審な双子の兄弟に出会い、危うく命を失いかける。二人は国を相手に争い、山中にひっそりと暮らしている。二人はもう一人の若い女性の逃亡者とも共生している。世間から身を隠してひっそりと暮らしているから、かまうなという主張を持っている。しかし州の法律を守る側の人間としては見逃すわけにはいかない。同じく法から逃れて孤独に生きる友人鷹匠ネイト・ロマノフスキーの存在は法律の両側にいながら、互いに助け合う友人として見逃すことができない。二人の脱法者をどうするかについて見解の相違をきたし、互いに惹かれながらたもとを分かつことになる。


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Posted by 北のフクロウ at 16:38│Comments(0)読書
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狼の領域 C.J.ボックス著 講談社文庫
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