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2020年09月19日

血泥の戦場 クリス・ライアン著 竹書房文庫

 ISがイギリスでテロを起こすという情報を得、SAS部隊が出動する。クリスマスにウエストミンスター寺院に爆弾をしかけるという情報を得られたが、肝心の犯人が特定できない。それを知るためにはイラクのIS司令官を捕らえ、聞き出さなければならない。そこでまたSASの出番となる。
クルドの協力者は頼りなく、何とか犯人像はつかめたものの、特定するには至らない。
 米英は同盟国としてMI6とCIAは緊密な連携を保っていると思われるが、意外とそうではないことが明らかになる。
 アメリカの情報からSASの動きがISに筒抜けになっていたことが明らかになる。
 アメリカはISをイラクからシリアに追い出して、石油の利権を奪うことがIS対抗の主目的であり、それを察知したヨーロッパの同盟は強力にしり込みをしがちである。そこにロシアの思惑が絡んで、シリア情勢を複雑にしている。


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Posted by 北のフクロウ at 19:16│Comments(0)読書
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