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2004年09月20日

アーサー王伝説紀行 加藤恭子著

丸善で中公新書の棚を見ていたら、目に留まったのがこの本。読み出したら止まらなく一気に読んでしまった。アーサー王の伝説文学を専門とする著者が、現地のアーサー王ゆかりの地を旅行するという内容。

アーサー王はなぞの多い伝説の王で、前に見た映画「キングアーサー」、あるいはサトクリフのアーサー王時代のいろいろな物語に触発されて、この本を手に取った。
 どのような歴史上の人物かは定かではないが、ケルト人、あるいはブリテン人にとって、忘れることの出来ない人物であることは間違いない。しかしアングロサクソン人、あるいはノルマン人のイギリス人にとっては余り記憶にない人物ではないか。著者の遺跡を巡る度の苦労に、敬服する。

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Posted by 北のフクロウ at 15:36│Comments(0)読書
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