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2018年09月08日

転落の街 マイクル・コナリー著 講談社文庫

マイクル・コナリーのハリー・ボッシュシリーズ。第15作目。
 ハリー・ボッシュも60歳になり、定年延長選択制度(DROP)の対象となる。
 そこで、永年未解決であった事件が一滴の血痕(DROP)によって、進展を見せ、その解決に当たる。
 一方で市会議員から自分の息子のホテルからの転落(DROP)事件の解決を指名される。
 DROPをキーワードにするミステリーで、二つの事件が並行的に進行し、警察と市会議員の政治的な駆け引きが絡む。
 剛直なハリー・ボッシュは政治的な動きに惑わされず、冷徹な推理力で真実に迫る。
 ホテルから落下した死体の腕の骨折が何に起因したかの疑問は読後でもスッキリしない。事故か殺人かの決め手になっているように思うのだが・・・・・。娘とのやり取りが救いとなる。


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Posted by 北のフクロウ at 13:24│Comments(0)読書
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