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2016年08月05日

死者の短剣 惑わし L.M.ビジョルド著 創元推理文庫

 異世界冒険ロマンスSFファンタジーといえる作品だそうで、作者はファンタジーの世界では有名だそうだ。
 しかしこの種の作品が苦手だ。ファンタジーであるから、現実感がない。そこにロマンスを盛り込んでもますます浮ついたものになる。
 そもそも人類に地の民と湖の民などという二つの民族がいた世界を想像できるか。
 湖の民の基礎なる不思議な力はどうも説明がつかない。
 この小説を読み終えたのは主人公の一人湖の民の片手の警邏隊員のキャラクターが特異で、長寿な湖の民にあって55歳という高齢にもかかわらず20歳の土の民の娘とロマンスに陥るというファンタジックな物語にひかれたためである。
 続編があるが、おそらくそれを手に取ることはないであろう。


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Posted by 北のフクロウ at 06:21│Comments(0)読書
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死者の短剣 惑わし L.M.ビジョルド著 創元推理文庫
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