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2015年02月28日

天使のゲーム カルロス・ルイス・サフォン著 集英社文庫

 著者は前作「風の影」で世界的ベストセラーとなった。この作品も同じくバルセロナを舞台としていて、「センペーレとその息子書店」や「忘れられた本の墓場」などが出てくるが、主人公は別である。ミステリーというより幻想小説と言った方が良い。その独特な雰囲気が読者を魅了するのだろう。
 バルセロナの旧市街の怪しげな雰囲気は20年ほど前、ツアーで行った時にピカソ美術館にいく途中で味わった。「このあたりは危ないところです」と言ったガイドの言葉を思い出す。メイン通りのランブラス通りで、ツアーのメンバーの一人がひったくりにあったのでも分かる通り、治安はいいとはいえなかった。今は失業率が上がり、もっと治安は悪いのではないか。
 4部作の3作目は「天国の囚人」という。これも楽しみだ。


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Posted by 北のフクロウ at 08:40│Comments(0)読書
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天使のゲーム カルロス・ルイス・サフォン著 集英社文庫
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