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2015年02月15日

札幌交響楽団名曲シリーズと第577回定期演奏会

尾高忠明指揮の音楽監督としては最後の演奏会を続けて聴く。
名曲シリーズは「響きの翼に」と題して、メンデルスゾーンのヴァイオリン協奏曲とラフマニノフの交響曲第2番。
この曲を引っ提げて台湾に演奏旅行に行く。
ヴァイオリンは札幌出身の成田達輝。32歳の若手だが、なかなか優れたヴァイオリンニストである。
その技術はアンコールで弾いたパガニーニのパプリスによく出ている。3曲もアンコールを弾くソリストも珍しい。
札幌のファンに対する大サービスであった。
ラフマニノフの第2番の交響曲はいかにもラフマニノフらしい曲。あまりチャイクフスキーは聴かないが、尾高さんはラフマニノフはお好きらしい。

定期演奏会は文字通り最後の演奏会である。しかもシベリウスチクルスの最後の3曲で、交響曲5,6,7番を連続演奏した。
中でも6番はシベリウスにしては明るい曲奏で、3曲の中では一番気に入った曲だ。シベリウスは2番の交響曲が有名だが、6番はもっと演奏されてよい曲だと思う。

この演奏会を機にコンサートマスターの伊藤さん、フルートの森さん、テインパニーの武藤さんが対談することが発表された。
後任がだれかは明らかにされていないが、伊藤さんの公認が田島さんだとすれば、森さん、武藤さんの後任は誰か興味の持たれるところである。

新年度常任指揮者のポンマーさんといい、アシュケナージの指揮、広上さんの指揮といい、楽しみである。
小山実稚恵さんのピアノ(しかもラフマニノフのピアノ協奏曲第3番!)も聴くことができる。


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Posted by 北のフクロウ at 21:32│Comments(0)
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