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2014年01月26日

アンダルシア 真保裕一著 講談社

 真保裕一の原田康作シリーズの2作目に当たる。前作の「アマルフィ」は新鮮味があって、面白かった。ここでもピレネー山地にある「アンドラ」の地域性をうまく使って、犯罪が企まれている。ただ最期にドンデン返しがあり、せっかくの緊張感のあるストーリーがぶち壊された。日本の犯罪小説の浅さか。フランスとスペインとアンドラを巡る外交の駆け引き、お互いの役人気質といったところは面白い。


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Posted by 北のフクロウ at 13:49│Comments(0)読書
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