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2023年01月20日

ロイストン事件 D.M.ディヴァイン著 現代教養文庫

 ディヴァインの第3作目に相当する。
 イギリスのアガサ・クリスティの系統の正当な推理小説。
 二人の殺人事件が起きるが、犯人は登場人物に中にいるが、予想の外にいる。それを一堂に集めて主人公の推理を見事に証明する。
 エルキュール・ポアロの推理を見るようだ。
 事件は、4年前のロイストン事件の解明に始まる。父親が真相を主人公に伝えようとするが、何者かによって殺されてしまう。そこで真犯人探しが始まるが、主人公の複雑な家族関係、前の法律事務所、主人公の元婚約者との関係など、人間関係が細かく描かれている。
 読者は真相を知る前に、真犯人が分かるようにいろいろな伏線が張られている。典型的な推理小説である。


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Posted by 北のフクロウ at 10:49│Comments(0)読書
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ロイストン事件 D.M.ディヴァイン著 現代教養文庫
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