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2022年07月12日

閃光 キャサリン・コールター著 二見文庫

 ミステリーは基本的には女流作家のものは避けてきた。なぜなら女流作家のものは饒舌で、描写が細かく、家庭とか、男女関係とか、ミステリーと別なところに筆が走るきらいがあって、読んでいてまどろっこしい。
キャサリン・コールターもその傾向がある。
 ここでは3つの殺人事件が平行に進められ、それぞれ無関係に解決される。こんな煩雑さも女流作家を毛嫌いする理由である。
 家庭内の過去の殺人事件と、本命の殺人事件と、スーパーの殺人未遂事件とが錯綜して出てくる。
 ましてや時間を8秒遡ることができる指輪の存在など、とてもついていけない。こういうものを、ミステリーに入れ込むと、ありえないと思わざるを得ない。


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Posted by 北のフクロウ at 09:47│Comments(0)読書
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