札幌交響楽団代595回定期演奏会
11月25日キタラで聴く。
今回のプログラムは指揮に飯森泰次郎、ピアノにニコライ・ホジャイノフを迎えた。
ベートーヴェン ピアノ協奏曲第5番「皇帝」
ワーグナー 「ニーベルングの指輪」の抜粋曲
聴き所はピアニストのニコライ・ホジャイノフに尽きる。
特にアンコールに2曲リストの作品を聴かせたが、その超絶技巧にビックリ仰天した。
リスト(ブゾーニ編):「フィガロの結婚」の主題による幻想曲と同じくリストのグランドギャロップクロマディックである。
24歳という若さで、勢いがあり、その若さの全てを尽くした技巧のすごさに度肝を抜かれた。さすがショパン・コンクールのファイナリストだけのことがある。
ワーグナーの大オーケストラもかすんでしまうほどだ。
ワーグナーの大オーケストラは札幌交響楽団の規模をはるかに越えるもので、それはそれで圧倒されるものがあったが、
管楽器が増えれば増えるほど弦の音量不足が気になる。もう少し弦楽器を強化できないものか。
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