バビロン・ナイツ ダニエル・デップ著 小学館文庫

北のフクロウ

2021年10月09日 07:09

 ジョニー・デップの異母兄弟の兄、ダニエル・デップの第2作。
 主人公は1作目の探偵デイビッド・スパンドウ。今回の依頼主は落ち目の女優、とはいってもオスカーを獲った一流の女優で、40歳を過ぎ出演依頼が無くなり、焦っている。犯人はその女優に異常な愛情を感じている美容師。異常な愛情の表現がすざましい。
 樹雄がカンヌ映画祭の審査員を依頼され、いやいやながらスパンドウもカンヌに同konoatari
kakkouwruisyuzinnkoudearuga,行する羽目になる。一方異常者は母親殺しをした結果逃亡し、女優を追ってカンヌに来る。スパンドウは異常者に軽くあしらわれ、サソリに入った廃液だめで危うく殺されそうになる。とわいえ、女優の愛を勝ち得ていい中になるところは、いかにもハリウッド的である。第3作はどういった展開になるか。楽しみなシリーズである。ただ品のいい作品ではなく、ジョニー・デップが主演の映画になったらどうなるか。そんな楽しみもある。

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