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2022年09月17日

海鳴り 藤沢周平著 文春文庫

 基本的には日本人の小説は読むことが少ない。
 一時藤沢周平はよく読んだ時期があった。図書館で目についたのが、藤沢周平の「海鳴り」であった。時間がなかったので、とっさに手に取った。
 藤沢周平の人情物である。紙屋の主人が人生の黄昏時にふと酒に悪酔いした同業のおかみを助けたことを機に不倫の間柄になる。それを悪い同業者に見られ、金を渡し口封じをする。しかし不倫の仲をお上や不倫相手の主人に告げると脅され、その首を絞め、半殺しにする。逃げ切れないと悟った主人公は不倫相手に逃げることを告げると、相手も一緒に逃げるという。なんとも切ない話であるが、もとはと言えば不倫した主人公にやむにやまれぬ非がある。中年の男の切なさが身に染みる話である。


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Posted by 北のフクロウ at 06:42│Comments(0)読書
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海鳴り 藤沢周平著 文春文庫
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