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2022年09月07日

アキラとあきら 池井戸潤著 集英社文庫

 今同名の映画が上映されていて、その原作として売れているらしい。
 池井戸得意の評判の銀行小説で、主人公がアキラとあきらという二人が主人公となって、倒産寸前の企業を見事に救う。
 浮体は銀行マンで、一人は大企業の御曹司、一人は倒産した中小企業の工場社長の息子、二人は同じ銀行の同期生で、共に有望な銀行マンであったが、大企業の御曹司の方は左前になった親の会社を救うべく、社長になり、銀行マンの方はそれに協力して、会社を救うという物語。
 いかにも池井戸らしい銀行マン小説で、銀行の審査や金融営業の裏側が良くわかる。財務諸表を見て粉飾を見破るなど、元銀行マンらしい内容になっている


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Posted by 北のフクロウ at 11:39│Comments(0)読書
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アキラとあきら 池井戸潤著 集英社文庫
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