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2022年08月14日

前夜 リー・チャイルド著 講談社文庫

 ジャック・リーチャーシリーズの8作目に当たる。
 リーチャーが放浪生活に入る前の、軍隊時代の珍しい作品。大晦日を迎える前にパナマ作戦に従事していたリーチャーが突然ノースカロライナのフォート・バードの軍警察現場指揮官に転属になる。転属早々ドイツの機甲師団の司令官がこともあろうに、田舎のモーテルで変死を遂げる。そのころ司令官の妻も何者かによって殴殺されていた。彼は何のためにアメリカに来ていたのか。何やら重大な会議があったようだが、その資料が紛失している。リーチャーを民間人への暴力事件で訴えたデルタフォースの軍曹も殴殺されていた。リーチャーの上司の大佐も上からの指示か、嫌がらせをする。
 怪しげな機甲師団幹部の行動を探るうちに、その真相が明らかになる。その過程で部下のサマー少尉とのロマンスが生まれる。
 リーチャーの元上官であったガーバー大佐が顔を出しているが、次に読んだ「警鐘」でも登場する。


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Posted by 北のフクロウ at 14:50│Comments(0)読書
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