2021年04月12日
探偵の探偵1,3 松岡圭祐著 講談社文庫
前に読んだ「黄砂の籠城」が面白かったので、「探偵の探偵」も読もうと思った。
「探偵の探偵」という題名も興味があった。
結論を言えば、ミステリーとしては、いかにも日本人作家のミステリーというべき作品で、さほど感心するものではなかった。
妹のストーカー誘拐事件で、調査結果を出した探偵の存在が許せず、自らが探偵の探偵となって、悪の探偵を摘発排除する若い女性の話。
1では主人公がいかにして探偵の探偵になったか、3では求めた妹誘拐事件の探偵を探し出し、見事復讐を果たす。その間に2があるのだが、残念ながら、2は図書館になかった。続きの4もあるので、主人公が引き続き探偵の探偵を続けるらしい。
わざとらしいのは、非力な若い女性探偵の存在がいかにもアニメっぽく、ピンチの際の打開策が、非現実的で認めがたい。警察が探偵の探偵の存在を知りながら、証拠をつかめず、放置せざるを得ないというのも不自然である。
「探偵の探偵」という題名も興味があった。
結論を言えば、ミステリーとしては、いかにも日本人作家のミステリーというべき作品で、さほど感心するものではなかった。
妹のストーカー誘拐事件で、調査結果を出した探偵の存在が許せず、自らが探偵の探偵となって、悪の探偵を摘発排除する若い女性の話。
1では主人公がいかにして探偵の探偵になったか、3では求めた妹誘拐事件の探偵を探し出し、見事復讐を果たす。その間に2があるのだが、残念ながら、2は図書館になかった。続きの4もあるので、主人公が引き続き探偵の探偵を続けるらしい。
わざとらしいのは、非力な若い女性探偵の存在がいかにもアニメっぽく、ピンチの際の打開策が、非現実的で認めがたい。警察が探偵の探偵の存在を知りながら、証拠をつかめず、放置せざるを得ないというのも不自然である。
オクトーバー・リスト ジェフリー・ディーヴァー著 文春文庫
地の告発 アン・クリーヴス著 創元推理文庫
白夜に沈む死 オリビェ・トリュック著 創元推理文庫
亡者のゲーム ダニエル・シルヴァ著 ハーパーブックス
さよなら、シリアルキラー バリー・ライガー著 創元推理文庫
天国通り殺人事件 シュテファン・スルペッキ著 創元推理文庫
地の告発 アン・クリーヴス著 創元推理文庫
白夜に沈む死 オリビェ・トリュック著 創元推理文庫
亡者のゲーム ダニエル・シルヴァ著 ハーパーブックス
さよなら、シリアルキラー バリー・ライガー著 創元推理文庫
天国通り殺人事件 シュテファン・スルペッキ著 創元推理文庫
Posted by 北のフクロウ at 08:57│Comments(0)
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