さぽろぐ

読書・コミック  |札幌市北区

ログインヘルプ


2021年04月02日

黄砂の籠城 松岡圭祐著 講談社文庫

 義和団事件の列国の籠城事件は映画「北京の55日」で描かれていた。
 日本人の主役は柴五郎中佐と言われる人物。彼は会津藩出身でありながら、士官学校を経て、最後は大将にまで上り詰め、1945年終戦後、自決を謀るが、死にきれず、そのけがが原因で死亡するという、歴史上の人物。この義和団事件で列国の軍人をよく統率し、全滅を免れ、各国の称賛を浴びた。どこまで史実を表しているかはわからないが、この事件で清国が一層滅亡の一途をたどった事件として知られている。
 当時の様相は柴五郎の回想録などで、かなりの事実を踏まえているように思われる。日本が植民地主義に走った事件でもあった。


あなたにおススメの記事

同じカテゴリー(読書)の記事
 任侠シネマ 今野敏著 中公文庫 (2024-04-11 09:31)
 悟浄出立 万城目学著 新潮文庫 (2024-04-10 08:29)
 報復のカルテット ダニエル・シルヴァ著 ハーバーブックッス (2024-04-10 08:15)
 教皇のスパイ ダニエル・シルヴァ著 ハーパーブックス (2024-04-03 09:10)
 英国のスパイ ダニエル・シルヴァ著 ハーパーブックス (2024-04-03 08:43)
 消えた少年 アンア・ヤンソン著 創元推理文庫 (2024-04-03 08:31)

Posted by 北のフクロウ at 09:32│Comments(0)読書
上の画像に書かれている文字を入力して下さい
 
<ご注意>
書き込まれた内容は公開され、ブログの持ち主だけが削除できます。

削除
黄砂の籠城 松岡圭祐著 講談社文庫
    コメント(0)