2019年12月31日
暗殺者の追跡マーク・グリーニー著 早川書房
マーク・グリーニーの暗殺者シリーズの最新作。グレイマンことコートランド・ジェントリーはCIAに追われる生活からCIAとの和解が成立し、CIAのエージェントの立場にある。しかしCIAの言いなりになるわけではない。ロシアの元GRU長官が殺された妻と長男の恨みを晴らすために、イギリス人実業家になりすまし、復讐を図る。実の娘がCIAの側について、親子対立となる。ジェントリーは娘を助けるべく、巨悪に立ち向かう。諜報機関が一堂に会する会議にペスト菌の生物兵器を撒き、感染させ、世界中に感染を広めようという謀略である。果たして二人はそれを阻むことができたのか・・・・・・。親子の対立を入れたところが、目新しい。CIA内部にモグラを入り込ませる手口など、スパイ小説の昔からの手口も盛り込まれていて、スリリングな展開になっている。マーク・グリーニーのストーリー展開はいつもながらすばらしい。
任侠シネマ 今野敏著 中公文庫
悟浄出立 万城目学著 新潮文庫
報復のカルテット ダニエル・シルヴァ著 ハーバーブックッス
教皇のスパイ ダニエル・シルヴァ著 ハーパーブックス
英国のスパイ ダニエル・シルヴァ著 ハーパーブックス
消えた少年 アンア・ヤンソン著 創元推理文庫
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Posted by 北のフクロウ at 08:25│Comments(0)
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