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2019年09月16日

夜のピクニック 恩田陸著 新潮社

 高校生が年中行事の北高鍛錬歩行祭という朝の8時から夜中2時間の仮眠を含めて、翌日朝8時まで歩きとおすというイベント長の出来事を小説にしている。
 主人公は異母兄妹の二人の高校3年生。兄妹はお互いにその存在は知っているが、同級生には秘密にしていて、普段はこちも聞かない仲。それが歩行祭の最中にお互いが近づき、氷解するというもの。実は女友達は事情を知っていて、二人の仲を近づかせようといろいろ配慮する。
 実は私も中学時代に札幌から定山渓まで歩くという行事があって、30Km歩いた経験がある。朝6時くらいに出発して、早いものは3時間くらいで走り、遅くとも5時間くらいで到着したように思う。当時は定山渓鉄道があって、歩きとおせないものは途中で電車に乗っても良かったように思う。
 温泉に入って、帰りは電車で帰ったように記憶している。
 当時は車も少なく、道路も舗装してなく、のどかなものであった。今は交通事情も変化し、やっている学校は皆無になった。
 そんな中学時代の思い出を思い出しながら、この小説を読んだ。


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Posted by 北のフクロウ at 14:51│Comments(0)読書
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夜のピクニック 恩田陸著 新潮社
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