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2018年09月15日

判決破棄 マイクル・コナリー著 講談社文庫

マイクル・コナリーのリンカーン弁護士シリーズ第3作であるが、ハリー・ボッシュも重要な役割を果たし、協力2大主役の競演作といえる。
 しかも弁護士のミッキー・ハラーが弁護士ではなく、特別検事として裁判に登場する。正義の味方としては検事の方が相応しいようだ。
 それにしても、ロスアンジェルスというところは犯罪のスケールといい、数といい、桁が違う。犯人の凶悪度も桁違いで、頭もいい。
 この犯人も20数年間の投獄生活後、最高裁で再審の結果を勝ち取る。DNA鑑定が裁判の証拠の争点となる。
 この推理が素晴らしいが、犯人が最後に自滅するので、やれやれだが、裁判は検事側の敗北となる。
 それにしてもアメリカの陪審員裁判はどうも納得がいかない点が多い。


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Posted by 北のフクロウ at 09:01│Comments(0)読書
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