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2018年08月14日

死線のサハラ ダニエル・シルヴァ著 ハーバーブック

  国際情報合戦の一種のスパイ小説。
  各国の情報機関のせめぎあいが見所。
  ISの黒幕がモロッコの麻薬ハシシの密輸業者を介して武器を入手している。ISの黒幕はサラディンという名前であることは分かっているが、その存在をつかむ為に密輸ルートを解明して、サラディンを暗殺しなければならない。その計画をイスラエルの諜報機関オフイスの長官が筋書きを書き、イギリス、フランス、アメリカの諜報機関がそれぞれの思惑を持って協力関係を結ぶ。フランス側の密輸の元締めにはフランスの機関が良い働きをする。MI6のスパイがイスラエルの女スパイとともに、フランスの元締めのあぶり出しに名演技をする。
  麻薬と武器密輸というのはテロ組織の定番になっているようだ。
  近年の国際情勢をよく反映して最新の知識が得られる小説だ。
  テンポがよく一気に読んだ。


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Posted by 北のフクロウ at 16:24│Comments(0)読書
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