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2017年11月22日

ミレニアム4 ダビッド・カーレンクランツ著 早川書房

ミレニアムは3巻までスティーグ・ラーソンが書いていて、世界的なベストセラーになったが、作者の急死によりそこで終わるかに思われていた。しかし出版社のノーシュテッツ社がダビット・カーレンクランツに依頼し、4作目を市場に出したのがこの「蜘蛛の巣を払う女」である。
 背中にドラゴンのいれずみを入れた天才ハッカーリスベット・サランデルとミレニアム社のジャーナリスト、ミカエル・ブルムクヴィストは健在である。AIの世界的な研究者フランス・バルデルが何者かによって殺害されるがその謎を追って、二人が活躍するが、謎解きをするキーとなったのがフランスの自閉症の息子アウグストである。サヴァン症候群という数学的に優れた能力を持つ子供が登場する。
 AIが進むといずれの日にか人間の能力を超えたロボットが世界を支配する世界が生まれるかもしれない。
 日本で量子コンピューターが出来たという報道がなされたが、これによってAIがますます発展することであろう。


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Posted by 北のフクロウ at 09:54│Comments(0)読書
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ミレニアム4 ダビッド・カーレンクランツ著 早川書房
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