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2017年02月05日

ネットフォース トムクランシー著 角川書店

 スティーブ・ビチェニックとの共著。
 2010年の近未来小説ということで、ネット・フォースシリーズの第1作目に相当する。1999年以前の作品と思われ、2017年現在としては
近未来というよりは過去の話になってしまった。その結果、合っているところもあるが、違う所もある。
 ネット・フォースというFBIの下部組織と、マフィアと、チェチン人のコンピューター・テロリストの三つ巴の抗争である。
 今のことばでいうと、サイバーテロということになろうか。コンピューター時代となって戦争も情報戦が重要になってきた。
 ここでは個人のテロリストであるが、国家的なサイバーテロの時代になって情勢はもっと複雑になってきた。
 いつも時代を読むことに定評のあるトム・クランシーであるが、まだその本領は発揮できていないように思える。その後進化したのであろう。


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Posted by 北のフクロウ at 21:03│Comments(0)読書
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ネットフォース トムクランシー著 角川書店
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