2017年01月09日
十人目の聖人 D.Jニコ著 マグノリアブック
歴史と現代の冒険と地球温暖化による人類の滅亡という今流行のテーマにタイムトラベルまで組み合わせた欲張りな小説。
最初はエチオピアの遺跡からでたエチオピア十人目の聖人の墓を巡る冒険というスタートで、現代と昔の物語を交互に出し、時代に幅をもたせた展開であった。それに時空を越えた話が入り込んできて、ややこやしくなる。それに二酸化炭素吸収の決め手となるといってバイオリアクターで繁殖させた藻類の異常発生により、改訂でメタンが発生して地球が業火で滅びるというややSF的なストーリー展開となり、付いていけなくなった。女性考古学者とその恋人の文化人類学者の二人の主人公で第2作、第3作とシリーズ化されているというから、次作はどんなテーマを持ち出すか興味がある。
最初はエチオピアの遺跡からでたエチオピア十人目の聖人の墓を巡る冒険というスタートで、現代と昔の物語を交互に出し、時代に幅をもたせた展開であった。それに時空を越えた話が入り込んできて、ややこやしくなる。それに二酸化炭素吸収の決め手となるといってバイオリアクターで繁殖させた藻類の異常発生により、改訂でメタンが発生して地球が業火で滅びるというややSF的なストーリー展開となり、付いていけなくなった。女性考古学者とその恋人の文化人類学者の二人の主人公で第2作、第3作とシリーズ化されているというから、次作はどんなテーマを持ち出すか興味がある。
Posted by 北のフクロウ at 10:47│Comments(0)